e-mail 第 1 回 「 e-mail 」の基本を押さえよう

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「 e-mail 」は終わったのか ?

現在では、多種多様に機能する様々なメッセージングツールが存在しています。

このため、「 本場アメリカでは e-mail の役割はもう終わった 」という見解とともに、「 e-mail 」に代わるツールの導入が様々に試みられています。

確かに今の「 e-mail 」には、往年の存在感はありません。

しかしながら例えば、「 EメールとSlackが連携し、Slackのチャンネルで新しいメール体験を – THE BRIGE 」のニュース記事が示すように、実際には 2015 年現在の今でも、「 e-mail 」は重要なメッセージングツールのひとつであり続けています。

「 e-mail 」の基本を押さえよう

この連載では、ビジネスやライフスタイルに密接に結びついた「 e-mail 」の歴史を振り返ってみたり、簡単な仕組みを理解してみたりしながら、各種メールソフトに存在する色々な設定項目の意味と機能を確認していく予定です。

最近のメールソフトでは、ユーザーを混乱させないために細かな設定を隠ぺいする傾向がありますが、いざ何かしらのトラブルが発生した場合には、これから確認する知識が役に立つかもしれません。

メッセージングツール

「 メッセージングツール 」とは、遠く離れた場所にいる相手に対して「 メッセージ 」( 伝言 ) を届けるための道具や手段です。

2015 年現在では、スマートフォンのアプリケーションをはじめとして様々な「 メッセージングツール 」が利用されていますが、ほんの一昔前までは、「 郵便 」や「 電話 」あるいは「 FAX 」といった手段でしか、遠隔地の相手にメッセージを届けることは出来ませんでした。

World Wide Web と インターネット

その様な状況を一変させたのが 1990 年代半ば頃から一般に普及したと言われる「 インターネット 」( internet )です。

「 インターネット 」はその名前の通り、世界中のネットワークを相互に接続した大規模なネットワークで、英国人博士「 ティム・バーナーズ = リー 」によって考案された「 World Wide Web 」というシステム共に、世界の情報通信に革命を起こしました。

「 World Wide Web 」は、「 Web サーバー 」や「 HTML 」( Hyper Text Markup Language ) および「 Web ブラウザ 」等で構成されるシステムで、一般に「 Web 」や「 WWW 」あるいは「 W3 」と呼ばれます。

「 Web 」( ウェブ ) とは、「 蜘蛛の巣 」のように密接に接続された複雑なパターンを意味する言葉で、ネットワーク上に存在する情報を相互に参照したり結び付けたりする様子を表しています。

「 World Wide Web 」では、通常「 通信の約束事 」( protocol ) に「 HTTP 」( Hypertext Transfer Protocol ) が利用されるので、ネットワーク上の位置を示す「 URL 」( Uniform Resouce Locator ) は「 http:// 」から始まります。

また、ホームページ ( Web サイト ) 等の場所を示す「 URL 」で、プレフィクスに「 www 」が利用されるのは、それが「 World Wide Web 」のページであることを意味しています。

「 e-mail 」の普及

「 インターネット 」は、「 e-mail 」の普及も後押します。

「 e-mail 」は「 Electronic mail 」の略で、日本では「 電子メール 」とも呼ばれています。

「 e-mail 」は、どんな遠くの相手にもほんの一瞬でメッセージを送ることが出来るメッセージングツールで、「 Web 」と同じくインターネットを介した通信を行いますが、通信のための約束事 ( protocol ) には、「 SMTP 」や「 POP 」,「 IMAP 」等が利用されます。

「 世界の裏側にでも一瞬でメッセージが届けられる 」という感覚は、今でこそ当たり前の様に思えますが、ほんの一昔前の世界ではとてもとても革命的なことでした。